三角右側は明治42年、三代目木澤忠兵衛良直作の柊に猪です。
毛並みまで彫られた細かさ、
柊を用いた珍しい題材も面白いところです。
左側は、木槿に親子馬です。
波板欄間は、水辺の草花に蟹です。
方立は、松に雷雲、
雲板欄間は、鳳凰です。
太鼓掛は同師作の松です。
私がこの祭車の中で好きな部分は、額周りです。
額は龍と虎です。
昇は欅の玉杢です。
縁場板は金象嵌蒔絵の龍です。
天幕は昭和44年、川島織物製の松に鷹。
各組夕方から組内を曳き廻します。
太鼓金具には、神紋の上り藤に三が入っています。
(この記事の一部画像は、ヤンカズくん、Yamasoくんにご提供いただきました
)
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