8/20 10年以上見ていなかった、小貝須本村の石取祭です!
小貝須地区は広く、浜や柳原ではない本村地域が今回の石取祭の地域です。
約20年間の祭礼日の変遷では、ここのお祭りは7月下旬~8月上旬に行われていました。
平日に行われていた年もあり、現地で事前に確認できる時は確認して通っていました。
いつしか、町内の掲示板に予定も貼り出されなくなり、地元ながら足が遠のいたものでした。
開催される情報が入り、久しぶりに見に行くと地蔵さんのところで式典が行われていました。
仏説阿弥陀経をお地蔵さんに向けてあげる…仏具から推測すると浄土真宗本願寺派のお寺さんかなぁ?
近年は地蔵盆との共催なのでしょうか?
御"神"燈と小貝須"地蔵尊"という、宗教を越えたコラボ。
奉燈や献燈なら仏教も神道も関係ないのでいいのかもしれませんね。
さて、この祭車は戦前よりあったもののようです。
戦後の祭車借車時代には、紺屋町にも貸し出されました。
赤須賀でも曳いたという話を聞いた事がありますが、赤須賀のどこかの町の借車なのか、昔の青年達が遊びで曳いて行ったのかはわかりません。
祭車の材質は欅や樫では無さそうです。
天幕は桁の外部から出ています。
均車型式のこの祭車は、献石箱を置く縁場板があり、前後のバランス調整用のブロックを積んでいた事もありました。
万燈も特徴的です。
山形笠木に番線で繋がれています。
片方のリング状の金具は多くの祭車に見られるもの、もう片方は釘を曲げたものに換えられているので、リング状の金具が正しいものだとすると、昔は一般的な祭車のように鉄棒を通していたのかもしれません。
もう一つ特徴的なのは、前輪でしょう。
鬼板に挟み込まれ、自転車のホイールのようなものです。
鉦は年代物のようです。
一丁だけ平成がありました。
赤須賀蛭子町に似ていますが、途中11回摺るのはこれまた固定観念のある方には難しい囃子です
仏事が終わると曳き出しです。
山形係には中学生?くらいの子達が乗っています。
多くの車が行き交う国道23号線の東側で、ひっそりと行われている石取祭もいいものです!
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