8/11 高須の軕見学の続きです!
稲荷神社の祭礼で曳かれていた軕なので、宝珠の彫刻がありました。
虹梁も彫刻です。
楽屋に続く襖の上は欄間彫刻になっています。
後軕には見送りに町名が金刺繍で施されています。
そこに上がる手段は、縄ばしごでした。
台輪後部には曳綱が見られ、スピード調整や軽度の後退に使われたと思われます。
そして、各部に扇子の彫刻や金具が見られました。
きっとめでたい象徴なんだろう…と思っていましたが、
ん?町名の末広…そうだ!扇子の美称ではないか!!
そう気付いたのは、最後に閉めていただいた幕に扇子が描かれていたからでした。
提燈も扇子を象っています。
提燈を付けているのは金具ではなく、竹を曲げたもの。
続いて隣の蔵にある、本町の軕も見学させていただきました。
こちらも末広町とほぼ同じ造りです。
細部に違いがあり、こちらの輪掛には名古屋型で見られる道具箱がついていました。
後軕は竹鼻に似て、西濃の軕形式を感じさせます。
末広町は見送り幕のように付けられている町名幕ですが、本町は楽屋入口に付けられています。
彫刻は十二支、
七福神などのメジャーな物が見られます。
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