7/9 神戸常盤町で祭車庫の竣功、階段蹴込彫刻新調披露が行われました。
私達が着いた時には式典が終わり、祭車庫新築までの経緯などのお話がありました。
お話を要約すると約40年前、祭車庫が火災に遭い、旧祭車は野晒しで放置されていました。
衰退も考えられた状況でも、町内衆の皆さんのご尽力により祭車を改修し再興、神戸東町近くに祭車庫を建て、祭り前に祭車を町内に持ってきていました。
近年は、祭車の老朽化もあり祭車を新造し、町内に祭車庫を建てるという目標を立て、この日全てが完了しました。
披露ということで、内部も見学させていただきました!
中段は山形提燈の受け渡しがしやすい高さです。
奥には集会所とトイレがあります。
畳の縁は常盤町の半纏などにも描かれている桜を採用しました。
いつも常盤町が使わせていただいてる駐車場に祭車を曳き出して、祝い太鼓の演奏です
神戸地区の石キチがしげしげと眺めます。
さて私、前回常盤町の祭車紹介した時に、一部ミスをしてしまいました。
(現在は修正済)
読者様にご指摘いただいたので、お詫びに再紹介させていただきます!
鬼木、
前破魔軸受、
引出、
鴟尾は波。
後破魔蓋は常盤町の“常”。
隅腕彫刻は常磐の松。
三角右側は松に鷹、
左側は朱鷺の巣籠もり。
持送は唐獅子。
太鼓掛は総彫で、鳳凰。
雲板欄間は、桜に尾長鳥。
今回、岡田文化財団の助成により階段蹴込彫刻が新調されました。
題材は燕ですが、子孫繁栄を表したものと思います。
一段目、出会い。
二段目、巣づくり(家庭を築く)。
三段目、産卵(出産)。
四段目、子育て。
五段目、巣立ち。
駐車場で祝い太鼓となるところでしたが、山形を上げると万燈がしゃくれてる
直したら余計にしゃくれたし…。
どうやらblogをご指摘いただいた読者様が、ボルトを逆に付けてしまったご様子。
何方にも間違いはあるのです!
これでおあいこということでお許しくださいね、読者様
万燈が直ると叩き始めます
太鼓の縁を持つ叩き方は、神戸の昔からの叩き方です。
一通り皆さんが叩くと、祭車庫へ戻りました。
(この記事の一部動画は、赤地注連縄くんにもご提供いただきました)
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