龍光寺の御開帳と同じ日、近くの浄土宗 観音寺(かんおんじ)でも御開帳がありました(観音寺では月曜日は行われません)。
前々から気にはなっていたのですが、いつも素通りしていたので、これを機会にお詣りさせていただきました!
龍光寺やその周辺道路とは違い、ひっそりとした境内より本堂へ。
大きな曼荼羅(まんだら)が目の前にありました!

この大曼荼羅は4㍍×4㍍。
京都の仏画師・是春が江戸中期に極楽浄土を描いた物で、観無量寿経を絵で表したものです。

横には寝釈迦図(涅槃図)もありました。

このお寺は神戸城主・本多氏の菩提寺であり、涅槃図後ろの御内陣には大きな位牌があります。
こちらにも地獄絵図があります!
という事で、ここからも地獄のグロテスクな描写がありますので、苦手な方は文末まで移動してください。

火車、奪衣婆、閻魔大王のお裁きは龍光寺で説明されていたので割愛。


【等活地獄】
殺人、殺生、乱暴をふるった者が墜ちる。
鬼に骨を粉砕されるほど攻められる。


【黒縄地獄】
殺生に加え、強盗などをおこなった者が墜ちる。
等活地獄の10倍の苦しみを与えられる。

【衆合地獄】
殺生、強盗に加え不倫など、性にまつわる罪を犯した者が墜ちる。


【叫喚地獄】
殺生、強盗、邪淫に加え、酒にまつわる災いを犯した者が墜ちる。

【大叫喚地獄】
殺生、強盗、邪淫、飲酒、さらに嘘をついた者が墜ちる。

【焦熱地獄】
殺生、強盗、邪淫、飲酒、妄語、邪な考えを持つ者が墜ちる。

【大焦熱地獄】
数多くの罪に加え、尼僧を汚した者が墜ちる大火炎地獄。

【阿鼻地獄】
仏教の教えに背いた者が行き着く、八大地獄の最終地点。
大焦熱地獄ですら天界に思えるほどの紅蓮地獄。
阿鼻地獄に着くまで2000年かかるという。

阿鼻叫喚とは言いますが…相当なキツイ状況下なんですねぇ…。
なんて思っていたら、お寺様からお声をかけていただきました。
色々話していくと、桑名に長い間いらした事があったらしく、そんな話で盛り上がりました!
そして、私のソロバンの先生のお友達であったという世間の狭さ

このお寺のご近所の読者様の事もご存知でした!
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