地獄絵図の解説の続きです!
※今回は地獄のグロテスクな描写がありますので、苦手な方は閲覧をお控えいただくといいかと思います。
馬、牛、鶏、犬、猫を年老いたからといって、捨てたり殺したりした者は、動物に姿を変えられ、畜生道へと連れていかれる。

修羅道…戦いや弱い者をいじめた者が行くところ。

餓鬼道…食べ物を粗末にし、空腹の者にも分け与えなかった者が行くところ。
水を飲もうとしても、飯を食おうとしても火に変わってしまう。
その餓鬼を救うのが盆などに行う、施餓鬼である。

ここより地獄の説明。
人を殺した者は、木の柱に縛り付けられ竹の鋸で切られる。

嘘をついた者は舌を抜かれる。

何でも見るものを欲しがる、人の物を盗った者(万引き)は眼を抜かれる。

泥棒をした者は釜茹でになる。

野山を逃げ惑う動物をむやみにいじめたり、殺した者は、馬の鬼に追われ針の山を逃げなくてはならない。

女の不貞行為は、血の池地獄。


男の不貞行為は、女に絞め殺されて、


火あぶりになる。

親を殺した者は、火車(かしゃ)で何処に送られる。

幼くして亡くなった者の賽の河原の図。
地蔵菩薩に見守られている。

そんな者達も罪を償って、四十九日(満中陰)を迎えて、阿弥陀如来の極楽へと向かう。

と、こんな感じで地獄の事を教えてくださいました。
年に一度、自分の犯した罪を振り返るいい機会だと思うこの御説法だと思います。
この神戸の寝釈迦は、露店の数も多いためか、多くの人で賑わいます!
石取祭の時よりも人出は多いのではないでしょうか
さて、この地獄絵図の前にはお地蔵様がいらっしゃいます。

子供の守り仏として、また道端で見守ってくださる仏様として馴染み深いのですが…
地蔵菩薩は、閻魔大王と同一視されているのですよ!

気になる方は調べてみてくださいね!
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