3/13 鈴鹿市神戸の龍光寺(りょうこうじ)で、年に一度開かれる涅槃図の御開帳に行ってきました。
石取祭のある、神戸宗社の隣にある臨済宗のお寺、龍光寺です。
お寺の周りでは色々な催しが行われています。
境内にはお稲荷さんがあります。
鳥居もありますが、こちらは豊川稲荷系なので仏式です。
参道には大きな香炉があり、購入したお線香をお供えします。
(宗派によって立てる、寝かせるなどの違いがありますのでご注意を!)
涅槃図が御開帳されている本堂虹梁には立派な龍!
天井には畳50畳ほどの大きさの龍が描かれています。
本堂中央にはお釈迦様の入滅を描いた、約7.2㍍×3.6㍍の大きさの寝釈迦図があります。
この大涅槃図は、京都東福寺の画僧・吉山明兆(きっさんみんちょう)が描いたと言われています。
53種類の動物の中で、過去に描かれることがなかった“猫”が掟破りで描かれている珍しいものです!
500円納めると本堂内で間近に拝め、解説も聴かせていただけます。
(本堂の外でも拝めますし、解説も聴けるので私はいつもフリープラン)
涅槃図のもう一つの楽しみが安土桃山時代に描かれた地獄絵図の御開帳です!
よく見ていくと、地獄以外も描かれているので、四悪趣(修羅、畜生、餓鬼、地獄)の絵図のようです。
随時解説していただけるおじ様。
カンペも見ずに、すらすらと説明出来る長いキャリアを持つお方です!
この方のご説明をもとに、絵図を見ていきます。
人は死に、初七日を迎えると三途の川にやってくる。
三途の川を渡る場所は三ヵ所あり、重い罪人は深い難所を、軽い罪人は浅瀬を、善人は橋を渡る。
衣領樹という木の元にいるのは奪衣婆。
奪衣婆に奪われた衣類を衣領樹の枝に掛けると、罪の重さがわかるという。
閻魔大王の前にあるのが、ご存知の閻魔帳。
横にいる菩薩は一人は罪人を見て、一人は話を聞き嘘をついていないかを確認して、閻魔に告げる。
横にある鏡は浄玻璃の鏡で、生前の善悪が映し出される。
天秤に乗せられ、自分の罪は山より重い事を知る。
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