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間近で見られる展示と共に楽しみにしていたのが、初めて見る神守中町のからくり人形実演です!

図書館という静かにする場所での囃子の実演…こんな注意書きも必要なようです。
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この貼り紙自体を読むのも一苦労。
なんせ、自動ドアが閉まってる時しか読めないんですから
しかも、ドアに近付いて読もうとするならば、ドアが開くというカオス。


津島七切型山車のように上山四本柱の下に基壇を持ち、名古屋型山車のように張り出した前壇もある…他に類を見ない神守型山車。
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名古屋型山車と津島七切型山車との折衷型とも言える、大型の神守の山車は分類上名古屋型山車だそうです。(神守中町の説明より)
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前人形は采振り。
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中段は太鼓打ち唐子(兄)。
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台の上には梅の木で倒立する唐子(弟)。
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大将人形は隅田真守作の林和靖。
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名古屋型山車の多くの大将人形は、からくり奉納後に軍配等を挙げますが、こちらは動かないそうです。

からくり奉納は、人形・大人形・過去・早笛の四曲で構成されます。
山車には大きな陣太鼓が付きますが、実演なので、小さめの太鼓で行います
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皆さん、正座で…って一人だけ座布団にあぐらの人がいる!!(※友人です

前人形が采を振ります。
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その後、兄唐子が動き始めるのですが、前人形も動き続けます。
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(多くの名古屋型山車は前人形が座る事が出来、後ろでからくりが動いている時は動作を辞めて座ります)

梅の木に吊られた太鼓を打ちます。
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続いて、弟唐子の台が動き梅の木の後ろへ移動。
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梅の木に手を掛け、
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逆立ちをします。
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そして、太鼓を打ちます。
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そのタイミングをしっかりと囃子方さんは見計らいます。
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弟唐子が梅の木より下りる時、向かって左側にある羽車が大きな音を立てて回ります。
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中町の皆さんによると、
『差し金を入れた唐子が下りる不自然な所作の時、羽車に視線を向けてその瞬間を解りづらくするのではないか』
との事でした。

現に私もそちらに視線が行ったので、納得できる説でした。

一回目の実演、

二回目の実演を違う角度からお楽しみください!




さて、この唐子は玉屋庄兵衛の作で、箱書きも見せていただきました!
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実演が終わった後も、ご厚意により“戻り車”も聴かせていただきました


神守中町の皆様ありがとうございました!




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