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鈴鹿市北萱町出身の画家、浅野弥衛氏の生誕百年を記念して、特別展示が行われました。


弥衛氏も楽しんだ(?)北萱町祭車の部材が展示されています。
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階段裏にある墨書。
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何が書いてあるかというとこんな感じ。
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(今一色北町の墨書はありません。また、若人者は若イ者か?)

昔、墨書を見せていただきましたが、年々薄くなっています。
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祭車の説明もあり、色んな人の視点で書いてある解説は勉強になります。
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浅野弥衛の展示は一切見ずに、墨書を凝視していると、、、
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『なんや!こっそりと来とるやないか(笑)』の声。

声の主はこの階段を外され、祭車を改修されている大工さんでした!

部材一つ、写真数枚を眺めながら、改修中の四方山話を教えていただきました!
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そのお話を一部紹介すると、

・彫刻のない三角を外してみると板が3寸ほどの厚みがあり、彫刻(現代ほどの厚みがあるものではない)を入れる予定をしていた?

・三角だけではなく、祭車全体にいい部材が使われていた(昔だからいい材料があった?それとも喧嘩車だから?)

・鬼木に当ててあった鉄板を外すと、崩れ落ちた

・前破魔の改造前は、祭車がもう少し前傾だった?

・神戸での山形はいつどのような形で用いられたのか?
(南萱町では山形二十張の写真、北萱町の写真の多くは毎年作り替えていた造り物の写真が多い、神戸では近年まで後ろに折れる山形が多かった…などの疑問があります)


などなど。

答えは出ませんでしたが、大工視点や石取バカ視点、歴史に長けた人の視点などで昔の石取祭を推測し、ロマンを感じました!

北萱町には浅野弥衛のほか、北大路魯山人の作品木箱を作っていた指物屋さんなどもあったそうです!

すげぇな北萱町(笑)


なお、この階段は桑名市に寄贈されるかもしれません。
だとすると、写真を撮れるのはこれが最後かも?






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