
北粕谷に行った後、こちらも山車が復活するとの事で行ってみました!
数時間しか曳かないとの事で、据え置きしている所でも見られないかな?と思いダメ元で行くと、やはり姿はありませんでした。
と、そこで公民館にいらっしゃった方々に伺うと、なんと蔵を見せていただける事になりました

山車と言っても、市内の個人がお持ちだった地車を曳かれたとの事。
それがこのだんぢりです!!

元は兵庫県芦屋市三條で曳かれていたそうで、歴史をたどって行くと大阪府泉佐野市下瓦屋南町から来たとか?
このだんじりは常識を覆す、前後逆に曳き知多型山車っぽくしたのです。
だから、正面には後梃子の痕が。

元々外輪の地車なので、危険回避の為に輪掛をつけているそうです。

台木には鯉の彫刻がありますが、曳行中はきっと見られないと思います。

担い棒が付く上地車なのですが、屋根は獅子噛ではなく下地車みたいな三本の鳥衾。

地車内部の小屋根の中に太鼓が付くところは、知多型らしい


大連子、小連子、土呂幕、松良などは戦記ものの彫刻。


見送りも上地車の三枚板型式。

題材がほとんどわかりませんが、これは牛若丸と弁慶かな?

旧材も全て譲り受けられたようです。
割れた旧コマ。

四本柱についていた金注連縄。

これも四本柱の幕でしょうか?

摺出鼻は前後を変える時に外したそうです。

今度は曳いているところを見てみたいですね!
蔵の中を見せていただいたH様、ありがとうございましたm(__)m
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コメント
コメント一覧 (2)
⇒元・西宮市名塩東之町の地車を購入したので、
この地車を手放したんですよ。
ありがとうございます!