これまた古い祭り日記、2012/11/01の様子です。
9月に大阪へ地車を見に行こうとしていましたが、荒天の為やむなく断念しました。
で、切符だけ残されたので、有効期限内に利用しようと奈良県のだんじりを見に行ってきました。
(その時の→乗車記録←)
戸閉祭(戸立祭)とは読んで字の如く、家の戸を閉めた事に因むようで、
家族全員で祭りに出たとか、寒い時期の祭りなので戸を閉めるとか言われるそうです。
ここには広陵型と呼ばれるだんじり4台があります!
・弁財天
弁財天のみ屋根が唐破風ではありません。
・的場
・南
・萱野
ここ独自の文化があり、色々とカルチャーショックがありました!
だんじりの上に革張りの席?
ここは上乗りという神様のお供をされる役員席だそうです。
そして、階段はないので梯子を掛けて上がります。
神様は大屋根の中。
一般的なだんじりだと、鳴り物があるところですね!
鳴り物はと言うと…
だんじりの下で行います!
それだけでなく、「鉦」ではなくて『鐘』
夜の照明も燭台無しで、台輪に直接!
屋根にはカンナで削った薄板が沢山!
鬼板の獅噛みは全く見えません
そんな中、チラリと見える彫刻。
結構私好みな彫り方です!
高欄合には唐獅子の彫刻など。
あれ?目が…
血を出して…
奪われている
さて、お祭りはと言うと、萱野は既に宮出しを終えていたので、3台が境内に。
青年団は優勝力士が使うような盃で豪快に飲む
そして、順次宮出し
御祝儀をいただいた方には伊勢音頭を唄います
ん?この看板…
まるっきり、だんじりが通ってる時間(撮影時間)じゃん
どうなる事かと思いましたが、全車通過後に工事が始められたので、一安心(笑)
曳き方も特長があります。
屋根に乗るには、高欄からジャンプ!
大阪辺りの地車と違い、梯子はついていません。
綱で曳くだけてはなく、肩を入れて押し曳きます!
楫を取る、後梃子は自警団の役目。
緞子はついていません。
狭い道も曳きます!
が、だんじりが大きくて通れない
ごめんなさい、瓦壊しても通らせてください
(だんじり通過直後に町内役員の方が、家主さんへ即謝罪されていました)
どこでも、お酒などの付随車は本車を模すんですねぇ
(↓津島市向島中之町)
(↓桑名市赤須賀宮本町)
ゆっくり見ていたかったのですが、小屋入れまでかなり時間がかかるとの事なので、日が落ちた時に帰路へ
最後に町中にあったお家が、昔の『戸閉祭』のイメージかなぁ?と思いましたので、一枚パシャリ
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