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7/15 15年以上仲良くしていただいている、六郷連様の祭車新造披露に行ってきました!

来賓として出席される大橋染工場の大橋ご夫妻に同行させていただきました。

朝9時、神戸宗社には新祭車とともに、多くの関係者が揃っています。

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拝殿前には私と赤地注連縄クンの連名御祝(自筆)も奉納されていました!
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10時、関係者参列のもと、拝殿にて神事・式典が行われました。
少年会、中老会は境内のテントより参加。
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神事が拝殿、祭車周りで行われてます。
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神事終了後は、祝辞や感謝状贈呈。
大橋さんも感謝状贈呈されていました!
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それを見ていた裏ボス奥様は『そんな器の人ではないのに…』と卑下されてますが、
全然表彰状モノの逸材ですよ

ほら、こちらにも名工として紹介されてますし
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式典の最後は、青年会による囃子披露。
拝殿側に太鼓を向けて披露します。
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式典終了後は、多くの祭好きが新しい祭車に群がり、絶賛していました
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その中に私もいた訳ですが、六郷連副会長から
『そんなにじっくり見るなよ!穴が開くやろ(笑)』
なんて言われるほど細部まで見たり…

フィナーレは少年会、中老会による叩き初め。
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とここまでは、普通の披露式典の話。
ここからが、苦労話やこだわりの話です。


平成6年、桑名西矢田町より旧鬼木を譲り受けられました。
それから11年…祭車本格建造がスタートします。

(↓六郷連提供
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反りの出た鬼木を自ら曲げ直しました。

塗料にもこだわり、後年に漆塗装をする可能性を含めて、その際にも問題が起きない撥水性の塗料を選択されました。

会員で大工棟梁の山崎浩司氏は、後出の宇佐美健二氏の作業場に足しげく通い、また各地の祭車を見て回り、内部構造や製作工程を学ばれました。

昨年の石取祭は未完成なるも曳き出され、珍しい姿を見せました!
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そして、8年の歳月をかけて完成に至りました。
完成された祭車は一段台輪亀腹水引幕併用型です!
私からすると、この祭車は憎いこだわりを持ち、他に類をみない造りです!

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まず、一段台輪という点。
戦後造られた祭車の大半は二段台輪が通例的になっており、明治後期以降の改修でも一段台輪から二段台輪にするのがブームとされてきました。
(↓二段台輪の例
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しかし、この六郷連は一段台輪をチョイス。
選ばれた理由も様々あるでしょうが、『三角彫刻が大きく取れる』というメリットが!

その三角彫刻は森西鶴師によるもの。
右“水辺の鷺”
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左“松に鷺”
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次に、水引幕亀腹併用型という点。
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飾り付けで水引幕バージョンや無しバージョンと両方雰囲気が変えられるのです。
桑名鍜冶町など少数にしか見られない仕様。


雪洞が写ったので、雪洞の図柄を。
蛍が飛ぶ図です。
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引出には“水葵に蛙”“河骨に蛙”
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この他にも祭車随所に六郷川の生物(てんとう虫、蜻蛉、蝉など)が見られますので、探してみてはいかがでしょうか?


持送彫刻は昇降鯉。
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太鼓掛彫刻は“夫婦鯰”。
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普通は飛びモノ(鳥や龍など)を持ってくるのがセオリーですが、あえての水モノ。
そして、前述の三角に飛びモノを持って来ているという点。

きっとこれは、天幕に大橋染工場製の“飛鷺図”を太鼓掛上に来る事を考えての配置だと思います!

また、この鯰の目の位置は、彫り直しされたというこだわりの逸品です!


天幕の話が出たので、本天幕を。
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この飛鷺、染めるに当たり大橋氏は図鑑などを徹底的に調べ、くちばしや脚にもリアルさを追求した程のこだわりようです!


前破魔は浅野健一氏の作。
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鬼板彫刻は森晴鶴師の遺作。
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それに付けられる前破魔軸受彫刻は息子の森西鶴師の父子競演!
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後破魔は松原西元町より譲られ、宇佐美健二氏が改修。
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と多くの工匠の手を経て完成しました


また、山形十二張も丸提燈というこだわり!
新造祭車で丸提燈も、例が少ないのです。
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万燈に書かれている“大器晩成”も六郷連にあるような言葉だと思いませんか?



披露終了後は、中老会により片付け。
新車だから傷つけないように
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大橋さんは宴席に向かわれ、奥様とのデートを命じられたので、祭車に付き添いました!
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祭車庫に着いたので、ランチデートへ
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いったい、どのような関係に見られたんでしょ♪
でも、旦那様の許可を得たからいいのだ



さて、余談もさておき締めくくり。
前日にお気持ちを少しお持ちした際に、六郷連祭車はまだ完成していませんでした。
ギリギリまで調整を行い、完璧に仕上げられた祭車。
8年かけて、細部までこだわりぬいた名車です!

そういった目線で、この祭車を本祭でもう一度じっくり見てみたいと思います!

六郷連様、完成おめでとうございます!

祝品は手拭いです。
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私は宿で大声で会話している様子が好きです




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