
7/13 2年の歳月を経て、祭車が塗り替えられ改修が完成、披露されました!
元は桑名市第九組八坂町の祭車でした。
桑名第二組片町への借車や長島温泉への貸与などを経て、平成3年に神戸北十日市町が購入しました。
それから20年、何度か改修を行っていましたが、既に漆は限界、錺金具も鍍金が落ち…大改修を行う事になりました。
旧状はこんな感じでした。

そして行われた披露の様子。
(天鹿氏提供

午前中に仕事をしていたため式典は見れず、午後から川越町の石キチHクンと神戸へ
しか~し、豪雨
大雨とかいうレベルではなく、豪雨。
案の定、祭車は祭車庫の中。
蔵のシャッターも閉まっていて、午後からの祝い曳きも無さそうな諦めムード…。
と、そんな時、北十日市町様の御厚意により祭車庫内で見学させていただける事になりました!\(^o^)/

御礼にもなりませんが、before→afterを紹介します
・亀腹
前は黒塗りで蒔絵はありませんでした。
この鷺の蒔絵は祭車随所に見る事が出来ます!

・縁場板
ここも黒塗りだったものが、青貝の入る派手やかさに


・後破魔
平成15年に辻建匠にて、端板と後光の交換が行われた、素木でした。
破魔蓋も塗り方が今回は変わり、イメージが変わりました!


・釘隠し錺金具
八坂町の氏神、立坂神社(矢田八幡社)の神紋を取り付けていましたが、変形もあったので神戸宗社の神紋へと取り替えられました。
なお、高欄には旧来の立坂神社の並び矢紋金具は、八坂町からの名残として付けられています。


・山形提燈
神戸で一番最初に作られた町が、十日市町。
楽市の許可を得た歴史ある町なので、今回文字を変更し、本楽用薄張提燈として新調。
旧来の『寿』提燈は、試楽用として今後も使用されます。
(雅名の『寿』は当町にあった映画館・寿座や、寿橋に由来するそうです)

・階段蹴込彫刻(柿)
昭和9年、二代目小川公民師の若き頃の名作。
…が、どうしてか天地逆に取り付けられていたものを、今回の改修により正位置に!


・波板欄間彫刻
平成7年、61年の時代を越え同一彫刻師による新調追加とは、歴史上あり得ないほどの快挙でありました。
…が、採寸にミスがあり浮いたままでした。
今回の改修にて、補修して無事収まりました!




・方立彫刻(鳳凰)
保護塗料が塗られていたものを、剥がし本来の素木の色に。


・額彫刻
裏板の金箔の押し替え、額回りの意匠変更で
派手やかになりました。


・雲板欄間彫刻
サイズが合っていなかったので交換されました。


・方立袖彫刻
意匠変更により、平成7年新調分は取り替えとなりました。


といった感じが主な改修内容です。
この祭車を見ながら、1時間以上も石キチは感動し、細工の美に酔いしれていました!
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