この神本町祭車の秘密をバラします!

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一見、普通の現代型祭車です

でも、建造当時の試行錯誤が至るところに見受けられます。

まず、前破魔。
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軸受彫刻の上に一段、ゲタが噛ませてあります!
これは短い鬼木のRに合わせて高さ合わせに付けられたものでしょう。


次に、長押(なげし)。
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見にくい画像ですが、波板欄間の彫刻の高さが違うのがお分かりでしょうか?
普通はこれは同じ高さに揃えられるものですが、この祭車は段違いになっています。


方立(ほうだて)。
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細めに作られています!
他の町はもう少し広いかな?
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(第八組寺町)

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後部には方立はありません
↓は方立のある例。
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(第七組春日町)


さて、この違和感ですがきちんと理由があります!
(あくまでも私の推測ですが。)

長押の段違いは、一段台輪の旧状から二段台輪への変更によるものでしょう。
さらにはそれに伴う(?)仕様変更で、七段蹴込から六段蹴込への変更。
錺金具は疎開していたので、新造時から取り付ける事ができたわけで、金具に合わせた寸法も考えなくてはいけない。

このような事から帳尻が合うのがあの高さになったと思われます!


次に方立の細さについてです
これも、疎開していた額(神本町では胴幕と呼びます)に合わせて、寸法割り出しをしたので、
額の両サイドにある方立は細くなったと思われます。
また、額枠が他の町より大きいから…というのも理由ではないでしょうか?
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(試楽用・波に兎)
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(本楽用・龍)


などといった、理由から他の祭車にはない特徴を持った祭車が完成したと思われます!

でもまだまだ、秘密はあるのです
また次回をお楽しみに!






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