
10/9 香取町の続きです!




青年会や中老会だけでなく、町の人も楽しみに待っていた石取祭です。









稲藁でできた注連縄の断面です。

維管束とか師管、導管って習ったけどもう忘れてしまいました…。

(集合体恐怖症の人は見たくないかも?)
曳き廻しは行わないので、ゆっくり祭車を見る事ができます。


特に歴史的価値のある本祭車は、不思議が沢山あります。

三角や持送の大彫りは施されていません。

持送は木取りのままです。

隅腕は葡萄に栗鼠が彫られていますが、粗彫りで未完成のままです。


亀腹は漆塗りが施されています。

縁場板にも何らかの装飾があった痕跡があります。

四本柱周りは唐木貼り(玉杢板貼付)です。

方立袖は大変細くなっています。

他にも色々な特徴がありますが、現代祭車と違う工程で完成を目指し、完成を待たずして香取へ売られた経緯なども気になる祭車と言えます。

この本祭車は老朽化が進んでいるため、改修も検討されているようです。

雨が強くなり、天幕を弓なりにしならせてシートに水を溜めるようにしました。

そこに船頭場で見つけた蟹を天幕で飼っていました(笑)

(友人曰く、石取だから蟹を祭車で飼うんだとか!?)
そんな船頭場の橋ですが、この度老朽化により廃止されました。

香取町と上之郷では本楽に出合いの儀を行う場所でしたが、今後はどうなるかわかりません。
(詳しくはこちら↓)
翌日、山おろしが行われ、濡れた祭車を干した後に祭車庫へと収められました。

(この記事の一部画像は、Tくんにご提供いただきました

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