台輪関係の続きです!

  • 台輪兜金(だいわかぶとがね)
平台輪の前後、もしくは前部が木鼻加工してある場合は後ろの端部を保護する金具です。
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(半田市 岩滑 義烈組八幡車)

組名や車名が入るものも多いです。
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(武豊町 冨貴 車組本若車)

令和になり、木製の兜木も現れました。
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(常滑市 大谷 濱條蓬莱車)

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(常滑市 旧常滑町 瀬木世楽車)

  • 下駄箱(げたばこ)
平台輪に挟まれ、後部にある下足入れです。
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(武豊町 長尾部 馬場組長北車)

  • 枘先(ほぞさき)
平台輪の枘穴に妻台輪を差した先です。
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(半田市 板山 本板山組本若車)

突き出た枘に鼻栓を差して止めます。
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(半田市 板山 小板組旭車)

錺金具を入れるところも多いです。
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(武豊町 長尾部 玉貫組玉神車)

枘先を出さずに込栓で止められているものもあります。
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(美浜町 上野間 北祭典部越智嶋組)

  • ゴマ(ごま)
車輪の事で、ハマとも呼ばれます。
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(美浜町 布土 大池組山王車)

材質は松材を使っていましたが、材料が手に入らなくなりブビンガ材を使用するのが増えました。
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(半田市 乙川 南山八幡車)

  • ゴマ隠し(ごまかくし)
台輪の下に付け、ゴマが見えないようにする化粧材です。
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(武豊町 長尾部 玉貫組玉神車)

ゴマ隠しが無いものは、腰高に見えます。
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(武豊町 冨貴市場 舩組天王丸)

  • 楫棒(かじぼう)
梶棒とも書く、左右一対の長い木材です。
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(半田市 乙川 西山神楽車)

檜材を用いるのが多いようです。
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(半田市 板山 小板組旭車)

一部では、樫材を用いています。
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(美浜町 上野間 南祭典部四嶋組)

名古屋型山車の場合、柱へ縄で縛りますが、知多型山車はボルトで止めるのが多いようです。
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(半田市 乙川 南山八幡車)

柱に通したボルト穴には、ボルト隠しの錺金具が付きます。
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(武豊町 長尾部 玉貫組玉神車)

楫棒を七、台輪を五、その間を三で締めます。
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(半田市 乙川 殿海道山源氏車)

一部の山車では、古式に則った締め方をしています。
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(碧南市 大浜中区 中ノ切車)

上野間や坂井辺りでは、柱の内側を楫棒が通してあります。
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(美浜町 上野間 北祭典部越智嶋組)

棒端に錺金具を付ける場合もあります。
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(半田市 協和 西組協和車)




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