私が春の楽しみにしている、知多半島のお祭りの多くでは山車が曳かれます。


山車と書いて「だし」と読んだり「やま」と読んだり、半田市辺りでは「御車(おくるま)」と呼ぶ事が多いようです。


各地区により呼び方は様々ですので、ここでは特筆しない限りは便宜上「山車」と表記する事にします。


また、一般的な名称や建築用語を用いるつもりですので、地区によって違いがあると思いますがご了承ください。


さて、その知多半島の山車はどのような形なのでしょうか?


こんな形です。
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(武豊町 長尾部 小迎組鳳凰車)


屋根の形は唐破風、楫棒(梶棒)の付いた四輪の大きな山車です。


細かい彫りの素木彫刻が付いています。
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(武豊町 長尾部 上ヶ組宮本車 壇箱彫刻)


毬の中に彫り抜かれた珠が入っている物もあります。
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(半田市 上半田 北組唐子車 蹴込彫刻)


それでは特徴を見ていきましょう。
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(半田市 下半田 中組祝鳩車)

  • 上山
で囲んだ部分は、「上山(うわやま)」です。
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(半田市 西成岩 西組敬神車 上山からくり 鵺退治)

唐破風の屋根が乗り、大技のからくり人形が行われる場所です。

  • 堂山(胴山)
で囲んだ部分は、「堂山(どうやま)」です。
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(半田市 岩滑 西組 御福車)


囃子方が乗り、水引幕と大幕で覆われています。
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(阿久比町 萩 大山車)


幕は無地な物や豪華な刺繍が入る物など様々です。

  • 前山
で囲んだ部分は、「前山(まえやま)」です。
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(半田市 下半田 北組唐子車)

唐破風の屋根の下に御幣を置き、からくり人形が乗る山車もあります。
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(半田市 岩滑新田 平井組神明車 前山三番叟)


また、繊細な彫刻が沢山見られる場所でもあります。


  • 車輪
四輪の内輪で、狭い道を曳き廻す事ができるようになっています。
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(武豊町 長尾部 馬場組長北車)

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(山車幅とほぼ同じの道幅の通りを曳く、武豊町 冨貴市場 舩組天王丸)

内輪にすると不安定であるため、名古屋型山車の文化を取り入れた外輪型もあります。
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(常滑市 旧常滑町 北条神明車)

  • 屋根の昇降
上山屋根は轆轤機巧により、上げ下げする事ができます。
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(半田市 協和 西組協和車)

  • 旧型
知多型旧式は小型で、簡易な彫刻に漆塗りが施された山車でした。
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(南知多町 内海 吹越)

その後、彫刻も繊細なものに変わりますが、箔押し彫刻でした。
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(知多市 北粕谷 花王車)

  • 見所
速く曳き廻す事ができる知多型山車。
だんじりの本場である大阪からも見学に来られる方が多い祭りです。
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(宮出で疾走する武豊町 長尾部 下門組八幡車)

起伏の多い知多半島では急坂の上に神社があることも多く、力一杯曳く姿も見られます。
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(白山神社の急坂を上がる、半田市 協和 砂子組白山車)

重い山車が坂を下るのは大変危険なため、無事に坂を下ろすのも見せ場の一つです。
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(成石神社の坂を下る、半田市 西成岩 彦洲組日之出車)

  • ギリギリを攻める
内輪山車であるため、山車同士の間を空けずに寄せるのも楫方の腕の見せ場です。
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(御旅所で幅寄せして停められた常滑市大谷地区の山車)




その他、まだまだ見所がありますが、追々紹介いたします。




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