神社前2F特設祭事場

石取祭(石採祭)・山車祭り・上げ馬神事・だんじり祭りなどを私の目線で綴る見学記です! たまにはレア情報も!?

二〇二〇年文月

みんなが解る! 石取祭講座【祭車部材名編⑨】

  • 鬼木(おにぎ)
男荷木とも書くシャーシ部分で、牛車で言う轅(ながえ)に当たる部分です。
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(前ヶ須町祭車)

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(◯の部分が轅)
鬼木の形状も様々で、古式のものは下向きもありました。
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(多様な形がある天カ須賀地区の石取祭車)

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(現代的な鬼木が並ぶ神戸地区の石取祭車)

  • 鬼板(おにいた)
鬼木の先端部で、波や唐草が彫られている部分です。
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(今中町祭車)
形状や反り上がり具合も各祭車様々です。
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(鍜冶町祭車)


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(反り上がった西榮町祭車)

  • 紐繋ぎ(ひもつなぎ)
鬼木同士を繋ぐ部材です。
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(上本町祭車)

紐(曳綱)を繋ぐ部分ではなく、鬼木同士を紐繋ぐ部材です。
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(鍜冶町祭車)

鬼木は木取り後、平行で形作られます。
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紐繋ぎもこれほど鬼板から離れています。
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鬼木を蒸したり茹でたりして加熱し、徐々に万力で締め込みます。
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船大工の技術で曲げられて、カーブが作られます。
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(津島南部祭車鬼木製作風景)

  • 枘先(ほぞさき)
紐繋ぎや貫が、枘穴(ほぞあな)から突き出た部分です。
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現在は込栓で止められています。
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(片町祭車)

古いものは、鼻栓で止められています。
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(西舩馬町祭車)

また、突き抜けておらず装飾で付けられている場合もあるようです。
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(西元町祭車)





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みんなが解る! 石取祭講座【祭車部材名編⑧】

  • 腕(うで)
太鼓掛を受ける部材で、現代祭車の鉦吊り金具が出る部分でもあります。
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(天神町祭車)

彫刻形式では、雲形が多いようです。
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(壽町祭車)

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(東平賀祭車)

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(神戸常盤町旧祭車)


無彫刻形式では、箱形の金具で飾ります。
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(上本町祭車)

  • 持送(もちおくり)
太鼓掛と腕にかかる荷重を、四本柱に送って支える部材です。
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(福江町祭車)

現代では装飾具としての役割が強く、三角と共に大彫りを入れます。
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(西福永祭車)

題材も様々で、各祭車のこだわりがうかがえます。
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(今北町祭車)

昔は小型であった事が、古い祭車を見るとわかります。
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(長島中町祭車)

祭車新造時では簡易的なものを取り付け、後に本彫刻を取り付ける場合や
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(東町祭車)

木取りした材を取り付けて、後年に彫るものもあります。
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(香取本祭車)

  • 縁場板(えんばいた)
祭車の胴体を乗せ、鬼木の上に乗る板です。
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(西福永祭車)

旧型は落とし込み形式になっており、鬼木に挟み込まれていました。
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(西舩馬町祭車)

板場という事もあり、蒔絵や貝細工で美しく飾ります。
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(宮通祭車)

ただし、直射日光の当たる水平面であるため、漆の劣化が早い部材でもあります。
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(今中町祭車)

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(西鍋屋町祭車)





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みんなが解る! 石取祭講座【祭車部材名編⑦】

  • 胴幕(どうまく)
四本柱を囲む幕です。
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(西舩馬町祭車)

現在、胴幕型祭車は水引幕を必ず用いますが、昔は亀腹総彫りで胴幕を施したものがあった可能性があります。
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(羽衣祭車)

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(幕を外すと四本柱のみになる富田西町祭車)

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(幕を外すと四本柱と額のみになる西舩馬町祭車)

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(幕を外すと亀腹は無く、方立と額のある前ヶ須町祭車)

  • 額(がく)
四本柱間にあり、主に絵が描かれている部分です。
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(片町祭車)

綴織や刺繍の幕を額縁に仕立てて飾る場合もあります。
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(綴織の上本町額)

また、幕だった名残りで胴幕と呼ぶ場合もあります。
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(刺繍の上本町額)

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(胴幕の文字が残る上本町幕箱)

彫刻を施すところもあり、様々な装飾が楽しめます。
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(天神町祭車)

大きさも様々です。
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(個人蔵)

  • 太鼓掛(たいこかけ)
現在は太鼓掛より太鼓吊り金具が出ていますが、古式では直接太鼓掛に縄で掛けられていた事に由来します。
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(東洋町祭車)

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(縄で太鼓を吊る大井田地車)

中央部に彫刻を付け、両端は角材のタイプや、
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(羽衣祭車)

総彫りがあります。
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(南魚町祭車)

全体を枠で囲み、大彫りを入れる場合もあります。
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(今中町祭車)

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(枠形と総彫りの折衷型である太一丸祭車)







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みんなが解る! 石取祭講座【祭車部材名編⑥】

  • 四本柱(しほんばしら)
祭車を支える柱、四本です。
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(長島中町祭車)

銘木を使う事が多い、大工さんの自慢の部材です。
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(玉杢板を貼った北新町祭車)

丸柱もあります。
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(長島下町祭車)

  • 内法長押(うちのりなげし)
写真では鳳凰の金具が入る部分です。
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(堤原祭車)

  • 雲板欄間(くもいたらんま)
亀腹と内法長押の間にある欄間です。
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(中央通祭車)

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(南萱町祭車)

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(春日町祭車)

こちらも波板欄間と同じく、見えにくい部分なので、彫刻を入れない祭車もあります。
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(彫刻のある吉津屋町祭車)

古い形式の場合、雲板欄間が無いものもあります。
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(香取本祭車)

  • 方立(ほうだて)
額の左右にある補立柱(方立柱)と四本柱の間にある部分です。
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(開勢町祭車)

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(寺町祭車)

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(長島中町祭車)

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(天神町祭車)

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(北新町祭車)

後方にも補立柱がある祭車もあります。
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(春日町祭車)

補立柱ではなく、装飾が入るものもあります。
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(南萱町祭車)

後方は方立柱無しもあります。
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(上本町祭車)






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みんなが解る! 石取祭講座【祭車部材名編⑤】

  • 昇(のぼり)
階段側板とも言い、蒔絵が施されます。
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(長島下町祭車)

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(宮通祭車)

彫刻を取り付ける祭車もあります。
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(西舩馬町祭車)

  • 三角
階段側面の隙間を装飾部分としたものです。
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(西元町祭車)

当初は三角形をしていたので、その名が付けられたのでしょう。
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(津島北部旧祭車)

その後、台形となります。
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(近江島新田祭車)

現在は、亀腹のカーブに合わせた形となっています。
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(天神町祭車旧状)

  • 波板欄間(なみいたらんま)
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(南魚町祭車)

波板欄間は②の欄間で、水ものが多く彫られる部分です。

①腰長押(こしなげし)
②波板欄間(なみいたらんま)
③半長押(はんなげし)
④台輪(だいわ)

③があるものは二重台輪、③が無いものは二段台輪と呼ばれます。
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(漆塗装された半長押を持つ今中町祭車)

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(素木の半長押の地子町祭車)

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(半長押がない二段台輪の松二祭車)

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(北村町祭車)

①の腰長押が無いものは一段台輪と呼ばれ、波板欄間もありません。
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(一段台輪の六郷連祭車)

額の下は後破魔に隠れるため、普段は見えにくい部分です。
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(上本町祭車)

また、太鼓後ろ側も見えにくい部分なので、彫刻を入れない事もあります。
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(彫刻の入る吉津屋町祭車)




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プロフィール

風神雷神

石取祭をやるために生まれた立地に住んでいます🏠️

石取祭、上げ馬神事、だんじり祭、山車祭などを中心にマニアックな視点で書いております。


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